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第2日目−3 北部料理と美女たち |
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7時にホテルのロビーに集合。
オールド・チェンマイ・カルチャーセンターからの迎えのマイクロバスに乗る。 15分くらい走っただろうか。 大きな施設らしき前庭に車が止まる。 ここは立派な観光施設で、毎晩ショーが行われているようだ。 我々はタイの料理を食べに来たのだけれど、ショーと一体になった観光客向けの施設だった。 中央の平場の舞台を囲んで、地べたに座るように食事のセットがしている。 その周囲には椅子席が取り囲んでいる。 我々の予約は舞台に近い地べたの席だったのだろう。 しかし、長時間にわたって地べたに座るのは辛い。 初老人組は椅子席を希望した。 すると一番端のテーブルに案内されてしまった。 ビールを頼むと、何にするかと聞いてくる。 ビールの種類を聞かれたのは初めてで、ここは高級な場所なのだろう。 今まで飲んだことがないということで、チャーン(象印)とレオビールを各3本づつ頼む。 チャーンがやや濃い感じで、レオは軽めである。 メンバーの好みが分かれた。 シンハーが180バーツ、他は170バーツだった。 いずれにしても市中の3〜4倍くらいの値段である。 45センチくらいの木製の丸盆にのって、料理が出てきた。 丸盆の上には、10センチ程度の小さなお皿に、いろいろな料理が盛られている。 おそらくこれは前菜だろう、と全員が思った。 次々に料理が運ばれてくることを期待していた。 しかし、これですべてだった。 確かにタイ北部が裕福なはずはないから、満漢全席のような料理を期待するほうが無理だったのだ。 620バーツという金額の大部分は、舞台でまう美しい女性たちのタイ舞踊の料金だったのである。 タイ舞踊は1部、2部構成になっていた。 8〜9人の美女たちが優雅に舞う。 2組の踊り手が入れ替わり見せてくれる。 最後には盆踊りのようなものも披露されて、客の中から踊り手を誘い出して一緒に踊り始めた。 盆踊りの好きな我がメンバーも参加した。 見る人が見れば素晴らしい舞踊なのだろう。 しかし、素養のないメンバーはたちまち飽きてしまった。 1部が終わると、場所を変えて2部が始まるという。 2部は少数民族の舞踊らしいが、飽きてしまったメンバーが帰ろうと言い出した。 その声に吊られて、ここで帰ることになり、マイクロバスをだしてもらう。 翌日帰るという早帰りのメンバーがいるので、ホテルに戻るとお金の精算をした。 そして、まだまだ元気な初老人たちは、Sang-Som の飲み残しがあったので、夜の宴会へとなだれこんでいった。 隣の部屋から椅子を運び、車座になって夜は更けていった。 |
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