20年ぶりのアメリカ
2011.10.5−記
第1日目 アメリカ再訪
第2日目 バーリントン、バーモント
第3日目 バーリントンの風景
第4日目 モントリオール
第5日目 モントリオールからボストンへ
第6日目 ボストンの安宿
第7日目 ワンダーランド
第8日目 セイラムの魔女
第9日目 ボストン市内
第10〜11日目 旅行も終わり
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第10〜11日目   旅行も終わり  

第10日目(9月17日:土)
 Red Roof Inn をチェック・アウト。
今朝のタクシー運転手は、昨日とも違う女性である。
すでに老女と言ったほうが良いかも知れない。
新しい道に入るから、抜け道かなと思っていると、行き止まりで引き返す。
変な運手主なのだ。
しかし、無事ワンダーランド駅に到着。

 昨日調べた通り、ブルーラインをエアーポート駅で降り、シルバーラインで南駅へと向かう。
荷物を預けて身軽になる。
そして、街へと歩き出す。
昼食を食べようとするが、土曜日の午前中ということか、街は閑散としている。
やっと見つけたカフェで、ホット・サンドとハム入りクロワッサンを食べる。

コモンを手入れする人

 長閑な日差しである。
コモンの野球場で、男女込みでソフトボールをやっている。
それを見ながら、ブラブラと歩いていたら、道に迷ってしまった。
このあたりは道が直交していないので、方向感覚が狂いやすいのだ。
若者3人組に南駅を聞いたら、まったく反対の方向を教えられた。
もう一度、近所の中年男性に聞くと、歩くにはちょっとあるので、地下鉄に乗るように薦められる。
パーク・ストリート駅まで歩いて地下鉄に乗る。

 南駅に着いたら荷物を受け取って、グレイハウンドに乗るだけだ。
これで今回の旅行は実質的に終わりである。
グレイハウンド・バスは来た道とは少し違うコースでバーリントンに向かう。
良く喋る女性が乗っており、相手にされる女性はちょっともてあまし気味。
7時頃、バーリントンの飛行場に到着。
そこには、友人と娘の旦那が待っていてくれた。

 今夜は最後の晩だと言うことで、娘夫婦が夕食の席を設けてくれた。
かつて彼女が働いていた中華料理店である。
友人と友人の娘夫婦、それに我々の計5人で、アメリカ最後の食事をする。
娘の旦那が何を食べると聞いたので、テーブル以外の四つ足と飛行機以外の空を飛ぶ生き物なら、何でも食べると答えたが、英語力の不足か冗談だと通じなかった。

 中華料理店だが、わさび味の豆が食前に出た。
娘の旦那は日本刀など日本文化に興味があり、日本語はしゃべれないが、ある程度日本を知っている。
そこで、前の冗談に懲りずに、わさびとはワビとサビからできており、日本の伝統的な味だと言ったが、これも冗談とは通じなかった。
しかし、話は分かったようで、ワビとは何かという話になってしまい、ワビを説明するのに苦労した。
ということで、アメリカ最後の晩はふけていった。

第11日目(9月18日:日) 
 デトロイト行きの飛行機は、バーリントン発12時25分である。
10時過ぎには、飛行場へ行こうと言うことになり、娘夫婦が飛行場まで送ってくれる。
バーモント名物のメープル・シロップをお土産に持たせてくれる。
友人と娘は、また長い別れになる。

 ERJ145からジャンボへと、デトロイトで乗り換え。
長い長い飛行時間をかけて、アメリカ大陸と太平洋を超えて、19日月曜日の夕方6時頃に成田に着いた。  
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