カンボジアやラオスの状況がどうだろうか。
カンボジアは行政機構が崩壊してしまったし、ラオスは内陸国で産業の興隆にはきわめて不利だろう。
両国とも難しい状況なので、急速な近代化は難しいだろう。
ミャンマーが可能性があるのだろうか?
しかし、1990年頃には、ミャンマーはまったくの貧しい国だった。
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王宮の小僧さん |
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王宮に横たわる仏様の足裏 |
行政機構が整ってきたのだろうか。
最近、近代化を言われ始めたので、ミャンマーはもう一度見ておこうかと思う。
さまざまな考えが交錯したまま、ウイークエンド・マーケットへと歩いて行く。
ここは大きなマーケットで、圧倒的に若い人が多い。
食品などの生活必需品を売っているというより、服飾品やちょっとお洒落なものを売っている。
土産物屋も多い。
土日しか開かないとあってか、大変な人出である。
ボクはここでシルクのテーブル・クロスを買った。
夕方になってきたので、ホテルに向かう。
また中華街へ行こうかとも思ったが、ちょっと疲れてきたので近所の食堂にしようと、ホテルのレセプションで聞く。
近くに美味い食堂がないかというと、レセプションの女性は目の前のビルの中に、いろいろな店が入っているので選り取り見取りだという。
彼女もよく行くというので、彼女の言葉を信じてしまった。
このビルには確かにレストランがたくさん入っていた。
簡単な食事から、本格的なレストランまで、何でもありそうだ。
しかし、街中で見るような麺を売る店はない。
乙にすました新しもの好きの、つまりファミリー向け、もっと言えば子供向けの店なのだ。
だから、若者や家族連れなどが多かったが、食べることに熱心な人向けではなかった。
すっかり暗くなったなかを、飛行場近くのホテルへと移動する。
明日の飛行機が朝早いので、飛行場の近くのホテルに移動したのだ。
スワンナプーナ飛行場は素晴らしいのだが、このホテルはいただけなかった。
高いだけで良いところは何もない。
今回の旅行の中では最悪のホテルだった。
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