フエにあるティエンムー寺の中門を内側から外へとみた写真である。ここは今でも実際の行に使われており、大勢の熱心な参詣者や僧侶たちが暮らしている。地元の参詣者は鼠色の袈裟を、僧侶たちはウコン色の袈裟を着ている。
扉の向こうに見えるのは、多宝塔でパゴタと言っていたから、誰かの墳墓なのかも知れない。 |
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この日も近くの僧坊では、昼食の儀式が行われており、数十人の僧侶と参詣者があつまっていた。参詣者の多くは女性たちで、僧侶になれるのは男性だけなのだろう。面白かったのは、子供の僧侶、いわば見習い僧侶たちは、鼠色の袈裟に一部を長髪にした坊主頭だった。 |